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〈恥ずかしさ〉のゆくえ

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-622-07604-9
4-622-07604-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 245,4P 20cm

商品内容

要旨

言語政治学の知見を援用し、恥の感覚を鍵とした“思いやり”と“慎み深さ”を内包する倫理を考究する。アガンベン、辺見庸、コノリーほか、多くの思想に論及。

目次

はじめに―いまなぜ“恥ずかしさ”なのか
第1章 “恥ずかしさ”のいま
第2章 恥感覚の起動原理
第3章 「話すこと」の負い目
第4章 “恥ずかしさ”の復権
おわりに―「暴力こそが唯一の答え」に向き合う

出版社
商品紹介

自殺願望者がなぜ人を殺すのか――現代人の錯綜した心理を深く分析する。日本人の恥の感覚をキーとして現代日本社会への思考を紡ぐ。

著者紹介

菊池 久一 (キクチ キュウイチ)  
1958年生まれ。コロンビア大学大学院修了。現在、亜細亜大学法学部教授。研究領域は、言語政治学、社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)