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カフカ/夜の時間 メモ・ランダム

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-622-07641-4
4-622-07641-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 189P 22cm

商品内容

要旨

はじまりは病室の闇で読んだカフカ。読みなおされ、書きなおされ、翻訳しなおされてゆくカフカとの濃密な時間が、まじりけのないことばで書き留められている。高橋悠治の書きかた、音楽のつくりかたの秘密にみちた一冊。

目次

1(病気・カフカ・音楽
「カフカ」ノート
可不可)
2(明恵上人 夢記切(声明のために)
レナード・バーンステインの「平和のためのミサ」によせて
水牛 ほか)
3(「馬の頭は永遠に向かった」作曲ノート
音に向かって
メモ・ランダム ほか)

出版社
商品紹介

始まりは病室の闇で読んだカフカ。耳を澄まし、目を閉じて読んだカフカの記録。他、日々の思索を研ぎ澄まされた文体で綴った一冊。

著者紹介

高橋 悠治 (タカハシ ユウジ)  
1938年東京に生まれる。作曲家・ピアニスト。桐朋学園短期大学作曲家中退。柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスに作曲を師事。ドイツを経てニューヨークに渡り、コンピュータによる作曲を研究、そのかたわら欧米各地で演奏活動を行う。1973年に一柳慧、柴田南雄、武満徹、林光、松平頼暁、湯浅譲二とともにグループ「トランソニック」を組織、季刊誌「トランソニック」を編集。1978年タイの抵抗歌を日本に紹介するために水牛楽団を結成し、月刊「水牛通信」を発行。現在はウェブサイト「水牛」内で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)