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気候変動を理学する 古気候学が変える地球環境観

出版社名 みすず書房
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-622-07749-7
4-622-07749-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 287,11P 20cm
シリーズ名 気候変動を理学する

商品内容

要旨

科学的根拠を自ら一つ一つ読み解く過程にこそ、「理学する」手ごたえがある。サイエンスカフェ参加者の探求欲にも感染せずにはすまない、充実の地球システム学入門。

目次

第1回 地球の気候はどのように制御されてきたか(地表温度はどのようにして決まるか
全球凍結をめぐる謎)
第2回 地球は回り、気候は変わる(氷河時代と氷期‐間氷期サイクル
ミランコビッチの仮説)
第3回 CO2濃度はどのように制御されてきたか(産業革命以前のCO2濃度変動
CO2固定のプロセス
海洋に炭素を送り込む三つのポンプ
深層水循環tCO2濃度の変化)
第4回 急激な気候変動とそのメカニズム―『デイ・アフター・トゥモロー』の世界(急激な気候変動が北半球で起きていた
ダンスガード=オシュガー・サイクルに伴う変動の波及
古気候記録が語る地球の未来)
第5回 太陽活動と気候変動―太陽から黒点が消えた日(過去の太陽活動を知る
古気候と太陽活動)

出版社
商品紹介

古気候学者と市民のコラボで生まれたサイエンスカフェの名講義を書籍化。100%本格派の科学をもとに気候変動の本質を説き明かす。

著者紹介

多田 隆治 (タダ リュウジ)  
1954年生まれ。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻教授。専門は地球システム変動学・古海洋学・古気候学・堆積学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)