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吉本隆明煉獄の作法

出版社名 みすず書房
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-622-07750-3
4-622-07750-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 267P 20cm

商品内容

要旨

吉本隆明とは何者だったのか。いまもなお受けとるべきその問いとモチーフは何か。「関係の絶対性」「大衆の原像」から「自己表出」「共同幻想」「心的現象」を経て母型論、ハイ・イメージ論へ。「戦・後の断絶」を真摯に生きた詩人批評家の軌跡をたどり、自在にジャンルを越境するブリコラージュ群をあざやかに読みといた思想地図

目次

序章 喪の思考(始まりの情況
第一のモチーフ ほか)
1(最初の問い
大衆はどこにいるのか)
2(言語、生成と転移
共同性、新たな問い方)
3(心的現象論の軌跡
「現在」から遠ざかる方法)
終章 渦巻きの批評
付録

著者紹介

宇野 邦一 (ウノ クニイチ)  
1948年、島根県生まれ。京都大学文学部卒業後、パリ第8大学で文学と哲学を学び、アントナン・アルトーについて博士論文を執筆。立教大学現代心理学部映像身体学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)