時間かせぎの資本主義 いつまで危機を先送りできるか
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2016年2月 |
ISBNコード |
978-4-622-07926-2
(4-622-07926-7) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 317P 20cm |
商品内容
要旨 |
資本と国家の結託が民主主義を揺るがす。いま資本主義は危機の渦中にある。貨幣のマジックで危機を押さえ込む「時間かせぎ」はどこまで可能か。欧米で大きな反響を呼んだ、資本主義の新たな歴史。 |
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目次 |
序章 危機理論―当時と現在 |
おすすめコメント
資本主義の危機を財政出動によって先延ばしするという「時間稼ぎ」は、いまや限界に達している。その危機が先鋭化したのが、独自の為替金融政策がとれないギリシャだった。先進国が陥っている銀行危機、国家債務危機、マクロ経済危機の三すくみ状態がなぜ生じたのかを戦後史を辿って明らかにし、岐路に立つ資本主義と民主主義のあるべき姿を考える。