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ロラン・バルト著作集 6

テクスト理論の愉しみ 1965-1970

ロラン・バルト著作集   6

出版社名 みすず書房
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-622-08116-6
4-622-08116-4
税込価格 5,500円
頁数・縦 352P 21cm
シリーズ名 ロラン・バルト著作集

商品内容

要旨

バルトの全容を年代順・新訳で集成。記号学や構造主義を広める活動へと、踏みこんでゆくバルト。「言語学と文学」「男性、女性、中性」「意味の問題性」など、新批評の論客、良き教師としての姿を示す、テクスト・対話、全43篇。

目次

セリーヌに関する質問への回答―みんなのものである作家
大衆文化と高級文化―「知識人と大衆文化」をめぐるシンポジウムでの発言
演劇についての証言―ずっとわたしは演劇が大好きだった…
構造主義に関するアンケートへの回答―『イル・サジアットーレ』誌に寄せて
弁証法的なエクリチュール―友人エドガール・モランの著作について
「もしそれがお前でなければ」―ピカール教授とのラシーヌ論争
序文:エマニュエル・プレール―作品展のカタログのために
芸術家と政治に関する質問への回答―大統領選挙に際してのアンケート
ジェイムズ・ボンドに関する質問への回答―完璧ではないヒーロー
修辞学研究―高等研究院における講義の報告〔ほか〕

出版社
商品紹介

記号論に突き進む時期の「男性・女性・中性」「シャネル・クレージュ対決」など初訳43編。60年代後半の豊かな批評精神の巻。

著者紹介

バルト,ロラン (バルト,ロラン)   Barthes,Roland
1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった
野村 正人 (ノムラ マサト)  
1952年生まれ、1978年東京大学教養学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科を経て、1993年パリ第4大学で文学博士号を取得。専門は、19世紀フランス文学と挿し絵などの視覚文化。学習院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)