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臨床医学の誕生

始まりの本

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-622-08341-2
4-622-08341-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 368,19P 20cm
シリーズ名 臨床医学の誕生

商品内容

要旨

「この本の内容は空間、ことば、死、まなざしに関するものである」人間科学の医学的基盤とは何か。18〜19世紀の認識論的切断を問う。初期の代表作。

目次

第1章 空間と分類
第2章 政治的意識
第3章 自由な場
第4章 臨床医学の淵源
第5章 施療院の教訓
第5章 徴候と症例
第7章 見ること、知ること
第8章 屍体解剖
第9章 不可視なる可視
第10章 熱病の問題

出版社
商品紹介

現代医学は病を知覚する空間とそれを記述する言語および身体の解剖から始まった。初期フーコーの代表作。斎藤環による新解説を付す。

著者紹介

フーコー,ミシェル (フーコー,ミシェル)   Foucault,Michel
1926‐1984。フランスのポワチエに生まれる。高等師範学校およびソルボンヌ大学で哲学と心理学を専攻。1955年からスウェーデン・ウプサラのフランス学院院長、つづいて1960年まで、ワルシャワ、ハンブルクのフランス学院院長を歴任。クレルモン=フェラン大学、チュニス大学、ヴァンセンヌ実験大学の哲学教授を経て、1970年よりコレージュ・ド・フランス「思考システムの歴史」講座教授。1970年と1978年の二度来日。1970年代後半から80年代にかけて、しばしばアメリカ滞在(とくにカリフォルニア大学バークリー校で講義)
神谷 美恵子 (カミヤ ミエコ)  
1914‐1979。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園勤務。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)