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可視化された帝国 近代日本の行幸啓

増補版

始まりの本

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-622-08344-3
4-622-08344-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 509,5P 20cm

商品内容

要旨

「天皇の身体の交代は支配そのものの重大な転換を伴った」―全国各地をまわり生身の身体をさらした三代の天皇を追う。

目次

1 序論
2 明治初期の巡幸
3 明治後期の行幸と巡啓
4 大正期の行幸と巡啓
5 昭和初期の巡幸と行幸
6 結論

出版社
商品紹介

全国を回り生身の身体を晒した近代天皇制の〈視覚的支配〉。補論「「国体」の視覚化」「戦中期の〈時間支配〉」を加える主著完全版。

著者紹介

原 武史 (ハラ タケシ)  
1962年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社、東京社会部記者として昭和天皇の最晩年を取材。東京大学大学院博士課程中退、東京大学社会科学研究所助手、山梨学院大学助教授、明治学院大学助教授を経て、同大学国際学部教授、同付属研究所所長。専攻は日本政治思想史。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ1998、サントリー学芸賞受賞)、『大正天皇』(朝日選書2000、毎日出版文化賞受賞)、『昭和天皇』(岩波新書2008、司馬遼太郎賞受賞)、『滝山コミューン1974』(講談社2007、講談社ノンフィクション賞受賞、講談社文庫2010)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)