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食べたくなる本

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-622-08781-6
4-622-08781-2
税込価格 2,970円
頁数・縦 324P 20cm

商品内容

要旨

小田原のサバ、ファッションフード、福島のスローフード、ジャンクフードの叙情、一汁一菜、蒸したカリフラワーのピュレ、アサリ二キロのスパゲッティ、マルフーガの揚げもの、どんぶりの味、怪食、快食、絶倫食、庄内のワラサ、エル・ブリと新スペイン料理、水のごとき酒…。美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。

目次

第1章 いろいろなおいしいのあいだを漂う(元天使のコーヒー
料理再入門
ファッションフード ほか)
第2章 作家論+α(記憶の扉を開く味―高山なおみ
引き算の料理―細川亜衣
レシピ本のなかのありえない数値 ほか)
第3章 ちがいを感じ、考える(習慣の裏をかく―エル・ブリ
サンドイッチ考
まぼろしの味―勝見洋一 ほか)

著者紹介

三浦 哲哉 (ミウラ テツヤ)  
青山学院大学文学部比較芸術学科准教授。映画批評・研究、表象文化論。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)