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もう一つの衣服、ホームウエア 家で着るアパレル史

出版社名 みすず書房
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-622-08997-1
4-622-08997-1
税込価格 2,970円
頁数・縦 276P 18cm

商品内容

要旨

成熟社会、健康志向、高齢化社会、リモートワーク、ウィズコロナ―私たちは、いま、家で過ごす時間や素の自分になるときの衣服のことを、ますます意識し、考えるようになっている。外着でもあり下着でもある、あいまいで自由な衣服「ホームウエア」。ファッション史の裏側に隠れているが、いや表からは見えにくいからこそ、そこには人々の欲望や夢、そして現実が映し出されている。日本のアパレルにおけるその発展を、服飾史・文化史の視点のもとにひもとく、初めてのホームウエア小史。

目次

「ホームウエア」とは何か
モードの歴史における「身体の解放」
パジャマが着られるようになったのは
戦後日本はナイロンのネグリジェから
ナイトウエア全盛期の攻防
デザイナーの夢と個性から生まれたブランド
有名ライセンスブランドの人気の背景
根強い人気を誇る国内DCブランド
「睡眠」で見直されるパジャマ
オーガニックコットンが象徴するもの
ファッションとイノベーション
衣服は素材がいのち
さらなる変化の時代に向けて
ブランド・クロニクル

著者紹介

武田 尚子 (タケダ ナオコ)  
1957年神奈川県川崎市生まれ。自由学園卒業。ボディファッション(インナーウエア)業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランスとして独立。ファッション・ライフスタイルのトータルな視点から、内側の衣服に関する国内外の動向を見続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)