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恥のきずな 新しい文献学のために

出版社名 みすず書房
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-622-09057-1
4-622-09057-0
税込価格 6,380円
頁数・縦 361P 20cm

商品内容

要旨

歴史的記憶が薄ぺらになったネット社会。コンピューターも駆使しつつ歴史の厚みを取り戻す。現在と別のより豊かな世界を開く、変革への知が宿る文献学の展開。

目次

1(霊となって旅する―フリウリからシベリアまで)
2(目で見ることのできないテクスト、目で見ることのできるイメージ
微細な差異―エクフラシスと鑑定 ほか)
3(恥のきずな
文字は殺す―「コリントの信徒への手紙二」三・六のいくつかの含意について ほか)
4(デ・マルティーノ、ジェンティーレ、クローチェ―『呪術的世界』のある頁にかんして
『世界の終わり』に向かって ほか)
付論 イーミックとエティック―距離をとることにかんするギンズブルグの省察

著者紹介

ギンズブルグ,カルロ (ギンズブルグ,カルロ)   Ginzburg,Carlo
歴史家。1939年、イタリアのトリーノに生まれる。ピサ高等師範学校専修課程修了。ボローニャ大学・近世史講座教授、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校教授を経てピサ高等師範学校教授
上村 忠男 (ウエムラ タダオ)  
1941年兵庫県尼崎市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)