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福祉資本主義の三つの世界 比較福祉国家の理論と動態

MINERVA福祉ライブラリー 47

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2001年6月
ISBNコード 978-4-623-03323-2
4-623-03323-6
税込価格 3,740円
頁数・縦 275P 21cm

商品内容

要旨

戦後資本主義において、様々な国家モデルを形成してきた基軸的制度である福祉国家。本書は、福祉国家論研究における、記念碑的名著である、Gosta Esping‐Andersen、The Three Worlds of Welfare Capitalism、Polity Press、1990の全訳である。日本での翻訳出版にたいする著者書き下ろしの「日本語版への序文」においては、独自の日本型福祉国家論を展開している。

目次

第1部 三つの福祉国家レジーム(福祉国家をめぐる三つの政治経済学
脱商品化と社会政策
階層化のシステムとしての福祉国家
年金レジームの形成における国家と市場
権力構造における分配体制)
第2部 雇用構造における福祉国家(福祉国家と労働市場のレジーム
完全雇用のための制度調整
ポスト工業化と雇用の三つの軌跡)
第3部 結論(ポスト工業化構造の下における福祉国家レジーム)

著者紹介

エスピン‐アンデルセン,イエスタ (エスピンアンデルセン,イエスタ)   Esping‐Andersen,Gosta
1947年デンマーク生まれ。ハーバード大学、ヨーロピアン大学、トレノ大学などを経て、現在スペインのポンペウ・ファブラ大学教授。福祉国家研究、比較政治経済学において今日もっとも重要な論者として大きな注目を集めている
岡沢 憲芙 (オカザワ ノリオ)  
1944年生まれ。1967年早稲田大学政治経済学部卒業。現在、早稲田大学社会科学部教授
宮本 太郎 (ミヤモト タロウ)  
1958年生まれ。1988年中央大学法学研究科単位取得終了。現在、立命館大学政策科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)