• 本

野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」 第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」

YAMAKAWA SELECTION

出版社名 山川出版社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-634-42407-4
4-634-42407-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 342P 19cm

商品内容

要旨

敗色濃厚な大戦末期にあって、なぜドイツ兵たちは戦い続けたのか―。兵士の手紙5477通からその心性に迫る、エゴ・ドキュメントの歴史学。「史料と問い」から戦争の「日常史」を学ぶ。

目次

序章 ナチ体制と「ふつうの人びと」
第1章 「ふつうのナチ」HKの場合
第2章 戦友意識・男らしさ
第3章 暴力経験・被害者意識
第4章 他者・自己イメージ
終章 イデオロギーと「主体性」

出版社・メーカーコメント

敗色濃厚な大戦末期にあって、なぜドイツ兵たちは戦い続けたのか。兵士の手紙5477通からその心性に迫る、エゴ・ドキュメントの歴史学。2012年に刊行された同書を一般読者向けに改稿した上で、章ごとに「本章全体の問い」「内容確認のための問い」を設けて、高校・大学などで史料を用いた学習を支援するよう編まれた新装版。

著者紹介

小野寺 拓也 (オノデラ タクヤ)  
1975年生まれ。2010年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)