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梅里雪山 十七人の友を探して

ヤマケイ文庫

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-635-04722-7
4-635-04722-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 366P 15cm

商品内容

要旨

1991年1月3日、中国・雲南省にある梅里雪山に挑んでいた京都大学学士山岳会と中国登山協会による合同隊の隊員17人が消息を絶ってしまった。先輩や友人たちを失った小林は、遺体捜索括動に加わったことが縁で、その後、麓の村に通い続け、村人たちと交流を深める。海外登山史上最悪の遭難事故から19年、遺体捜索を通して知った住民との友情と「聖なる山」の真の姿。

目次

第1章 聖山への登山(遭難一九九一
再挑戦一九九六 ほか)
第2章 カワカブとの出会い(チベット人の村に暮らす
梅里雪山一周の旅)
第3章 四季の梅里雪山(魔の山、聖なる山、そして豊かな山
カワカブ巡礼 ほか)
第4章 森と氷河を巡る(松茸の香り
カワカブの森へ)
第5章 聖山とはなにか(聖山に出会う旅
六〇年に一度の巡礼 ほか)

著者紹介

小林 尚礼 (コバヤシ ナオユキ)  
1969年、千葉県生まれ。京都大学大学院環境工学修了。大学では山岳部に在籍し、日本各地の山に通った。1998年の梅里雪山遺体捜索を機に写真家をこころざし、チベットやヒマラヤを中心に撮影活動を行なっている。京大学士山岳会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)