• 本

山の出べそ

ヤマケイ文庫

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-635-04897-2
4-635-04897-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 349P 図版16P 15cm

商品内容

要旨

昭和12年夏、噴煙上げる浅間山を前に「山は生きている」と強く感じた畦地は、以降、「山」を作品創作の主題と定め、多くの山を一人で歩いた。数々の山旅で深く心に刻まれた命あるものたちとの出会いは、やがて代表作となる「山男」を生み、そして、畦地と山との対話は文章としても多く残された。本書は、『山の眼玉』『山の足音』に続く3作目となる画文集である。

目次

山に考える
燕岳
美ガ原
三つの峠を越えて
スキー宿の夢
蘭さがし
南アルプスの記
八ガ岳山麓
雪の八ガ岳
聖山
冬の石鎚をゆく
親と子の山

著者紹介

畦地 梅太郎 (アゼチ ウメタロウ)  
1902年、愛媛県宇和島に生まれる。版画家。1920年、18歳で上京。油絵の自修期間を経て、27年、日本創作版画協会展に出品し入選、版画家への道を歩み始める。1940年ころより山を主題にした版画にとりかかり、山男シリーズなど版画作家として独自の世界を確立した。版画作品のほか、山の紀行文も数多く執筆し、多くの版画集、画文集を発表した。1999年、96歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)