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きのこの自然誌

ヤマケイ文庫

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-635-04935-1
4-635-04935-3
税込価格 1,188円
頁数・縦 300P 15cm

商品内容

要旨

ひそやかに光るきのこ、きのこ毒殺人事件、シマリスは胞子の運び屋…きのこ学の第一人者が世界中のきのこを取り上げながら、きのこの不思議な生き方と生態系での重要な役割、きのこと人が長年繰り広げてきた悲喜こもごもについて語る魅惑のきのこエッセイ。つくばの研究所に向かって下駄ばきで自転車をこぎ、筆をとってはニコニコときのこの絵を描き、時には人にあげて喜ばれていた。知る人ぞ知るきのこ博士の著書を初めて文庫化。

目次

きのこの形、きのこの成長
毒きのこ、薬になるきのこ
胞子の世界
菌糸・菌根のこと
きのこの栄養のとり方
きのこの分布・きのこの生態

著者紹介

小川 真 (オガワ マコト)  
1937年、京都生まれ。1962年に京都大学農学部農林生物学科を卒業、1967年に同大学院博士課程を修了。1968年、農林水産省林業試験場土壌微生物研究室に勤務、森林総合研究所土壌微生物研究室長・きのこ科長、関西総合テクノス、生物環境研究所所長を歴任。農学博士。「森林のノーベル賞」と呼ばれる国際林業研究機関連合ユフロ学術賞のほか、日本林学賞、日経地球環境技術賞、愛・地球賞、日本菌学会教育文化賞受賞。2021年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)