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不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-635-81010-4
4-635-81010-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 173P 19cm

商品内容

要旨

「薬草」をキーワードにして、ヨーロッパ文化の深層に迫る知的冒険。ロングセラー『魔女の薬草箱』著者による待望の姉妹本。

目次

第1章 グリム童話―魔女と薬草(「白雪姫」―白雪姫の継母は魔女か セイヨウリンゴ
「ネズの木の話」―甦りの木 セイヨウネズ
「いばら姫」―「賢い女」は魔女か ハマナス/イヌバラ
「六羽の白鳥」―呪いを解く草花 ハナニラ/アストランティア・マヨール
「ラプンツェル」―金髪の娘と魔法使いの女 フェルトザラート
「ホレおばさん」―祝福されたニワトコの木 セイヨウニワトコ)
第2章 ドイツの伝説―魔女と不思議な植物(「ドリュベックの若者」―ヴァルプルギスの夜と薬草 魔女草
「魔女ヴァーテリンデ」―薬草摘みの乙女
「アルラウネ」―フィクションになった植物 マンドラゴラ
「コルヴァイ修道院のユリ」―死とつながる花 ユリ
「ジークフリートの死」―竜の血とボダイジュの葉 セイヨウボダイジュ)
第3章 聖書―古い時代の植物(雅歌―ザクロの片割れのような頬
過越祭―最後の晩餐のメニュー
十分の一税―支払いは薬草で)
附録 ドイツの薬草園と魔女迫害の跡地を訪ねる(薬草園
魔女迫害の跡地)

著者紹介

西村 佑子 (ニシムラ ユウコ)  
早稲田大学大学院修士課程修了。青山学院大学や成蹊大学の講師を経て、現在はモアビートプロモーションの「ドイツセミナー」講師。これまでに「グリム童話の魔女たち」展(栃木県いしばし町グリムの館)の企画・監修やドイツ魔女街道ツアーの同行講師、薬草専門誌に連載記事を掲載するなど、ドイツの魔女と薬草にかかわってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)