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新編鳥島漂着物語 18世紀庶民の無人島体験

出版社名 天夢人
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-635-82077-6
4-635-82077-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 293P 19cm

商品内容

要旨

江戸時代の鳥島漂流記には、無人島を舞台とした冒険物語に通じる面白さがある。鳥島は東京都・伊豆諸島南端にある火山島。現在は無人島で、島自体が天然記念物に指定されている。国際保護鳥アホウドリの繁殖地としても知られる。

目次

序 洞窟の発見
第1部 享保・元文期の漂流記―日本史上最長の無人島漂流生活(二形船鹿丸の遭難
宮本善八船の小笠原漂流と鳥島漂流民の救出)
第2部 天明・寛政期の漂流記―無人島長平とその仲間たち(宝暦から天明にかけての出来事
土佐人長平の孤独な生活
備前屋亀次郎船の漂流
住吉丸の漂流
故国への帰還
後日談)

著者紹介

小林 郁 (コバヤシ カオル)  
1964年、栃木県生まれ。大正大学仏教学部卒業。日本海事史学会会員。大学在学中より、江戸時代に海難事故で外国や無人島に流れ着いた庶民たちに魅せられる。そんな「漂流民」の数奇な体験と生涯を追い求め、日々、研究に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)