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町並みの保存と創造 若狭熊川宿に学ぶ実践と理念

出版社名 雄山閣
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-639-02852-9
4-639-02852-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 243P 21cm

商品内容

目次

第1部 歴史編(若狭街道熊川宿
若狭熊川番所の歴史的考察)
第2部 まちづくり編(若狭熊川宿の「保存」から「まちづくり」へ
古い町並みに新しく住まう―上中町(現・若狭町)熊川宿伝統的建造物群保存地区 ほか)
第3部 理論編(伝統的建造物群の保存を成立させる理念的私論―吉田桂二先生の書かれたものを仰ぎつつ
曼荼羅的協働で行う町並み保存の醍醐味 ほか)
第4部 終章(熊川の新しい展開
町並み保存の究極 ほか)

出版社・メーカーコメント

ここに生きていくことと正面から向き合うということは、たんに過去を継承して、未来につなげていくことを意味しているだけではない。現在を生きるひとりの人格として、あるいはひとつのコミュニティとして、現代の課題に向き合い、解決していかなければならないということを意味している。さらに言うと、現代における新しい戦略を生みだし、地域において実践していかなければならないということをも意味している。本書の表題が「町並みの保存」だけでなく「創造」を挙げている点に、その姿勢は端的に表れている。國學院大學教授・東京大学名誉教授 西村幸夫「刊行に寄せて」より

著者紹介

永江 寿夫 (ナガエ ヒサオ)  
1959年、福井県生まれ。天龍寺金剛院、大徳寺本坊に寄寓。1987年より、旧上中町の文化財担当職員として奉職。以来、文化財保護行政に携わる。若狭町歴史文化課長などを歴任。現在、若狭三方縄文博物館長、若狭町歴史文化館長、学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)