法の根本問題についての基礎的理論をダイナミックに分かりやすく解説。法システム・裁判制度・正義論・法的思考など全分野を網羅。裁判官や弁護士などの全ての法律家必携の１冊。

法理学の学問的性質と役割
第１編　法動態へのアプローチ（法への視座
法システムの機能と構造
法の三類型モデル）
第２編　法システムの基本的特質（自然法論と法実証主義
法と道徳
法と規制）
第３編　法の基本的な概念と制度（権利と人権
犯罪と刑罰
裁判の制度的特質と機能）
第４編　法の目的と正義論（法と正義
実践的議論と対話的合理性
現代正義論の展開）
第５編　法的思考と法律学（裁判過程と法の適用
戦後の法解釈理論の展開
法的思考・法的議論・法律学
法的正当化の基本構造）

法および法学の根本問題について基礎的理論を説き起こし分かりやすく解説。前著『法理学講義』をさらに深化させた体系書の決定版。