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龍馬暗殺

歴史文化ライブラリー 462

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-642-05862-9
4-642-05862-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

龍馬はなぜ殺されたのか。襲撃者の供述を再検討し、薩長土や会桑勢力の動向から、京都政局の対立軸を明らかにし、事件の真因を究明。事件後の政情や、衰えない“薩摩”説の起源と誤謬も解き明かし、暗殺の深層に迫る。

目次

慶応三年後半の京都政局と坂本龍馬―プロローグ
近江屋事件の現場検証―今井信郎口書を中心に
坂本龍馬、京都での危機と薩長との挙兵計画
会桑勢力、未発のクーデタ計画―大政奉還への逆流と反撃
“薩摩”説の系譜と虚妄
近江屋事件以後―幕土衝突の危機
幕末維新史の忘れえぬ記憶として―エピローグ

おすすめコメント

薩長周旋の立役者坂本龍馬が殺害された近江屋事件。史料も多く、事件のあらましは判明しているのに、なぜ謎多き事件として惹きつけられるのか。襲撃者の供述を再検討し、薩長土や会桑勢力の動向から、慶応三年の京都政局の対立軸を明らかにし、事件の真因を究明。事件後の政情や、衰えない〈薩摩〉説の起源と誤謬も解き明かし、暗殺の深層に迫る。

著者紹介

桐野 作人 (キリノ サクジン)  
1954年、鹿児島県に生まれる。1979年、立命館大学文学部史学科卒業。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)