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考証東京裁判 戦争と戦後を読み解く

歴史文化ライブラリー 476

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-642-05876-6
4-642-05876-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

「東京裁判」は日本をいかに裁いたのか。帝国主義・植民地主義・レイシズム(人種差別)の発想と、今日の歴史認識問題にもつながる戦争観を重視し、膨大な史料を用いて裁判を再検証。不可視化された戦争被害の諸相に迫る。

目次

近代日本の戦争と東京裁判―プロローグ
裁きへの道(日本の戦争と欧米諸国の怒り
戦争責任の追及と国際検察局の始動 ほか)
「第二の戦争」日本側の裁判対策(裁判対策の開始
交差する戦争観―陸軍・海軍・外務省の確執 ほか)
法廷での攻防(始まった検察側の立証
検察側の立証と日本軍の残虐行為 ほか)
下された判決(判決書と日本の戦争、残虐行為
判決書と陸海軍、外務省 ほか)
サンフランシスコ平和条約と戦後日本―エピローグ

おすすめコメント

膨大な史料を用いて裁判を再検証します。戦勝国側のアジア被害の軽視という実態が明らかに。

著者紹介

宇田川 幸大 (ウダガワ コウタ)  
1985年、神奈川県に生まれる。2015年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、中央大学商学部助教、博士(社会学・一橋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)