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家老の忠義 大名細川家存続の秘訣

歴史文化ライブラリー 519

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-642-05919-0
4-642-05919-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 216P 19cm

商品内容

要旨

戦国の荒波を乗り越え、肥後熊本藩主となった細川家。主君への忠義が絶対ではなかった時代、筆頭家老松井康之と息子興長は細川家存続にいかなる影響を与えたのか。主家と藩政の維持・発展に尽くした家老の姿を描く。

目次

細川家を支えた家老の忠義―プロローグ
家老への道のり
政権移行期の松井康之
御家第一主義の継承
八代城主としての松井興長
家老による藩主守り立て
細川家を永続ならしめた康之と興長の生き方―エピローグ

出版社・メーカーコメント

戦国の荒波を乗り越え、肥後熊本藩主となった細川家。主君への忠義が絶対ではなかった時代、筆頭家老松井康之と息子興長の価値観は細川家の存続にいかなる影響を与えたのか。天下人とのつながり、主君の守り立て、島原・天草一揆における九州諸藩との連携などから、主家の存続を第一義とし、藩政の維持・発展のため力を尽くした家老の生き様を描く。

著者紹介

林 千寿 (ハヤシ チズ)  
1968年、熊本県に生まれる。2009年、熊本大学大学院社会文化科学研究科文化学専攻博士課程修了、博士(文学)。現在、八千代市立博物館未来の森ミュージアム学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)