• 本

建物が語る日本の歴史

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-642-08336-2
4-642-08336-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 295P 図版32P 21cm

商品内容

要旨

建築物は歴史を語る証人である。国家の威信をかけて建てられた寺院や城郭、人びとが生活した住居など、原始から近代まで各時代の建物で読み解く日本の歴史。社会と建物の関わりに光を当てた、新しい日本建築史入門!

目次

はじめに 歴史のなかの建築
集落の形成と農耕
王権と巨大建造物
仏教公伝と寺院建立
律令と都城の形成
建築の国風化
南都復興と新時代の幕開け
戦乱による破壊と桃山の栄華
近世の太平と火事
民衆文化の隆盛
近代日本の黎明
建築の意味と歴史

おすすめコメント

建築物は歴史を語る証人である。国家プロジェクトとして建設された東(とう)大(だい)寺(じ)大(だい)仏(ぶつ)殿(でん)・平(びょう)等(どう)院(いん)鳳(ほう)凰(おう)堂(どう)・安(あ)土(づち)城(じょう)・鹿鳴館(ろくめいかん)…。これらの有名建築をはじめ、縄文の原始住居から明治の西洋建築まで、各時代の建物から日本の歴史を紐解く。大工道具や修理、移築など建築にまつわるコラムも多数収め、社会との関わりから建物を考える、新しい日本建築史入門!

著者紹介

海野 聡 (ウンノ サトシ)  
1983年、千葉県に生まれる。2006年、東京大学工学部建築学科卒業。2009年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退。現在、奈良文化財研究所研究員、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)