• 本

教育政策決定における地方議会の役割 市町村の教員任用を中心として

早稲田大学エウプラクシス叢書 031

出版社名 早稲田大学出版部
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-657-21806-3
4-657-21806-9
税込価格 4,400円
頁数・縦 310P 22cm

商品内容

要旨

地方分権改革と地方教育行政法改正により、市町村の教育をめぐる政治環境が変化している。地方議会という政治アクターの関与の方法は今のままでよいのか。地方議会における教育政策の審議を考察し、関与の限界を明らかにする。

目次

序章 研究の背景・課題設定
第1章 教職員人事行政及び市町村議会の実態
第2章 教育政策と地方政治に関する研究動向
第3章 長野県小海町の町費教員任用事例
第4章 長野県小海町の少人数学級編制事例における議会の動向
第5章 旧A町の町費教員任用事例
第6章 旧A町の複式学級解消事例における議会の動向
第7章 旧総和町のTT政策導入事例
第8章 旧総和町における「通年制」の事例
第9章 箕面市における生徒指導専任教員配置政策
終章 市町村議会の教育政策決定への関与

著者紹介

阿内 春生 (アウチ ハルオ)  
2007年早稲田大学教育学部教育学科教育学専修卒業。2009年早稲田大学教育学研究科学校教育専攻修士課程修了。2010年日本学術振興会特別研究員(DC2)。2011年早稲田大学教育・総合科学学術院教育総合研究所助手。2013年早稲田大学教育学研究科教育基礎学専攻博士後期課程単位取得退学。2013年福島大学人間発達文化学類准教授(現職)。2020年博士(教育学)早稲田大学。専門は教育行政学。地方教育行政と議会について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)