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同性婚 ゲイの権利をめぐるアメリカ現代史

世界人権問題叢書 63

出版社名 明石書店
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-7503-2336-7
4-7503-2336-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 297P 20cm

商品内容

目次

序 なぜ結婚が問題となったのか?
第1章 ゲイ差別の遺産
第2章 ゲイの権利と市民権
第3章 結婚の変遷
第4章 なぜ結婚が目標となったのか?
第5章 歴史としての現在

著者紹介

チョーンシー,ジョージ (チョーンシー,ジョージ)   Chauncey,George
1954年生まれ。イェール大学にて歴史学を学ぶ。Ph.D.(イェール大学)。20世紀アメリカの社会と文化、ジェンダーとセクシュアリティ、冷戦時の文化と政治などに関する歴史的研究を専門とする。現在、シカゴ大学歴史学科教授。今夏よりイェール大学歴史学科に移籍。アメリカのゲイ社会と文化に関する記念碑的著作、『ゲイ・ニューヨーク―1890~1940年のジェンダー、都市文化、ゲイ世界の形成』の刊行に対して、権威あるアメリカ歴史家協会やロサンゼルス・タイムズ社などから各種の出版賞を授与される。ソドミー法を違憲とする2003年のアメリカ連邦最高裁判所の画期的判決(「ローレンス対テキサス州判決」)では、歴史学者による法廷助言者報告書の作成で主導的役割を果たすなど、歴史学の立場から法廷においてもゲイ解放運動を推進している
上杉 富之 (ウエスギ トミユキ)  
1956年生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。博士(社会人類学・東京都立大学)。社会人類学・東南アジア地域研究専攻。国立民族学博物館助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)客員研究員などを経て、成城大学文芸学部・大学院文学研究科教授。人類学の観点から先端的生殖医療が現代の社会や文化(特に親子・家族関係)に及ぼす影響を研究し、その関連から同性婚や同性カップル家族などについても関心を持つ
村上 隆則 (ムラカミ タカノリ)  
1972年生まれ。成城大学大学院博士後期課程修了。修士(文学・成城大学)。文化人類学・セクシュアリティ研究専攻。現在、成城大学民俗学研究所研究員。「同性パートナーの法的保障を考える全国リレーシンポジウム・東京シンポジウム(第1回)」(2006年)の運営スタッフなどとして、実践活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)