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障害者介助の現場から考える生活と労働 ささやかな「介助者学」のこころみ

出版社名 明石書店
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-7503-3749-4
4-7503-3749-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 365P 19cm

商品内容

目次

第1章 障害者介助の現場より―健全者・介助者(介護者)・コーディネーターとして思うこと
第2章 介助者の課題―足文字を読むということ
第3章 介助者がしていること―知的障害のある人の自立生活をめぐって
第4章 介助とジェンダー
第5章 座談会 女性と介助―からだのこと、子育てとの両立、人とのつながり
第6章 アディクト/ケアワーカー/アクティビストを生きる
第7章 野宿と介助
第8章 インタビュー テント村と介助
第9章 「介助を仕事にしたい」と「仕事にしきれない」のあいだ―自立生活運動のボランティア介護者から重度訪問介護従事者になる経験
第10章 介助と能力主義―友達介助を再考する
第11章 座談会 介助者の経験から見えること

出版社・メーカーコメント

障害者の介助に携わる介助者たちは、なぜ介助者になり、介助を続けているのか。ケアの世紀といわれる21世紀、今後ますます介護・介助を必要とする人が増え続けるなか、20人の介助者たちが語る介助という経験のリアルと希望。 内容:障害者介助の現場より 渡邉琢執筆. 介助者の課題 深田耕一郎執筆. 介助者がしていること 寺本晃久執筆. 介助とジェンダー 瀬山紀子執筆. 座談会 女性と介助 小泉浩子ほか述 佐々木彩ほか述 段原志保述. アディクト/ケアワーカー/アクティビストを生きる くも執筆. 野宿と介助 小川てつオ執筆. テント村と介助 いちむらみさこ述 小川てつオ述 杉田俊介聞き手. 「介助を仕事にしたい」と「仕事にしきれない」のあいだ 高橋慎一執筆. 介助と能力主義 杉田俊介執筆. 座談会 介助者の経験から見えること 川口有美子ほか述 杉田俊介ほか述 瀬山紀子ほか述

著者紹介

杉田 俊介 (スギタ シュンスケ)  
1975年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科修士課程修了。大学院卒業後アルバイトを転々とし、2002年より介護労働者。現在は子育てをしながら、川崎市の障害サポートNPO法人で非常勤職員として働く
瀬山 紀子 (セヤマ ノリコ)  
1974年生まれ。埼玉県男女共同参画推進センター事業コーディネーター。2007年お茶の水女子大学人間文化研究科博士後期課程(比較社会文化学)単位取得後退学
渡邉 琢 (ワタナベ タク)  
1975年名古屋生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了(西洋哲学史専修)。2000年、日本自立生活センター(JCIL・京都)に介助者登録。2004年、JCILに就職。京都市における24時間介護保障の実現に尽力。2006年、仲間とともに「かりん燈 万人の所得保障を目指す介助者の会」を結成。現在、自立生活運動の事務局員、介助派遣部門のコーディネーター、ピープルファースト京都の支援者として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)