• 本

人体実験の哲学 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史

出版社名 明石書店
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-7503-4728-8
4-7503-4728-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 583P 19cm

商品内容

要旨

医学実験にともなうリスクは差別的に不平等に社会の中で配分されていた。死刑宣告を受けた者、懲役中の者、獄につながれた者、孤児、娼婦、植民地住民、あるいは瀕死の病人など、すでに卑賎とされていた人々が「社会」に代わってリスクを引き受けていたのである。「生きた人体の医学実験への供与システム」を医学史、政治思想史の両分野から描く。

目次

第1章 刑死体
第2章 死刑囚の体
第3章 種痘、あるいは大衆試験
第4章 自己実験
第5章 臨床試験と扶助契約
第6章 治療的試験の権利
第7章 治療的試験の危機と変容
第8章 病理実験
第9章 モルモットと交わされた実験承諾書
第10章 現象世界の実験領域への変貌
第11章 植民地の実験

著者紹介

シャマユー,グレゴワール (シャマユー,グレゴワール)   Chamayou,Gr´egoire
1976年、ルルド生まれ。カント哲学者、フランス認識論者の系譜に連なる科学技術の思想史家、リヨン、エコール・ノルマル・シュペリウールCERPHI(修辞・哲学・思想史研究所)に哲学研究員として所属。デクーヴェルト社の叢書「ゾーン」編集長も務める
加納 由起子 (カノウ ユキコ)  
2004年パリ第8大学文学博士。翻訳者、医学史家。2005〜6年、パリ、エドガー・モラン研究所での医学史のポスト・ドクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)