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「社会分裂」に向かうフランス 政権交代と階層対立

出版社名 明石書店
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-7503-4759-2
4-7503-4759-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 375P 20cm

商品内容

要旨

パリ「五月革命」から50年。エリートと民衆の間の壁は高くなり、社会の分裂は先鋭化した。フランス政権交代劇に見る、欧州危機の深層。

目次

フランス大統領選で問われているもの
第1部 オランド政権の政策とその諸結果(オランド政権下の経済・社会政策をめぐる諸問題
オランド政権下の経済的社会的諸結果
オランド政権の「社会的裏切り」)
第2部 フランス大統領選の社会的背景(大統領選キャンペーンと社会問題
本選候補者(マクロンとル・ペン)決定の社会的背景
国民戦線(FN)の飛躍と庶民階級)
第3部 マクロン政権の成立と課題(マクロン新大統領の誕生
総選挙における「共和国前進」の圧勝
マクロン政権の基本政策をめぐる諸問題 ほか)
フランス大統領選の意味するもの

著者紹介

尾上 修悟 (オノエ シュウゴ)  
1949年生まれ。現在、西南学院大学経済学部教授。京都大学博士(経済学)。日本EU学会理事。2000年と2004年にパリ・シアンス・ポリティークにて客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)