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元職員による徹底検証相模原障害者殺傷事件 裁判の記録・被告との対話・関係者の証言

出版社名 明石書店
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-7503-5201-5
4-7503-5201-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 349P 19cm

商品内容

要旨

2016年7月、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が犠牲となった事件から間もなく5年。同園の元職員で、現在は大学で社会思想史を講じる著者が、膨大な調査資料に基づき事件の核心に迫る。

目次

人間社会の「根源悪」
事件の“以前”と“以後”
証言するということ
初公判の前に
裁判から何が見えるか はなホームの状況
裁判から何が見えるか にじホームの状況
裁判から何が見えるか つばさホームとみのりホームの状況
裁判から何が見えるか いぶきホームの状況
裁判から何が見えるか すばるホームの状況
友人たちの証言
交際女性たちの証言
判決
安楽死・尊厳死を考える
根源悪と人間の尊厳について

著者紹介

西角 純志 (ニシカド ジュンジ)  
1965年山口県生まれ。専修大学講師(社会学・社会思想史)。博士(政治学)。津久井やまゆり園には2001年〜05年に勤務。犠牲者19人の「生きた証」を記録する活動がNHK『ハートネットTV』(2016年12月6日放送)ほか、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌にて紹介される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)