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オックスフォード哲学者奇行

出版社名 明石書店
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-7503-5481-1
4-7503-5481-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 366P 19cm

商品内容

要旨

アンスコム、ストローソン、パーフィット、ケンブリッジのウィトゲンシュタイン…明晰で分析的な文章の裏にある、哲人たちの一風変わった人生とは。日本の出版界でも注目を集め続けるオックスフォード哲学への導きの書。人気のウェブ連載を3万字増量して書籍化。ゴシップからはじめる不真面目な英国哲学入門。

目次

オックスフォードに行ったら大学がなかった話
ライルのカテゴリーミステイク
「ロンが生きてるなんて珍しいね」
エアの新婚旅行とウィーン学団
哲学者のための学校―オックスフォードの哲学教育(1)
ライルの大学院改革―オックスフォードの哲学教育(2)
どのオースティン?
仲間に噛みつく猟犬―オースティンの二つの研究会(1)
哲学の生じる場―オースティンの二つの研究会(2)
苦悩する男、ハート
怒りに震えるアンスコム(1)
怒りに震えるアンスコム(2)
アンスコムと堕落した哲学者たち
ボヘミアンのマードック
マードックと二人の教師たち(1)
マードックと二人の教師たち(2)
フットとマードックと平底ボートの靴
ローラー車に轢かれるフット
ミジリーと配管工
悩みがないことに悩むウォーノック
ハンプシャーの訊問と試問
囚われのヘア
怖いぐらい賢いストローソン
反理論家ウィリアムズの誕生(1)
反理論家ウィリアムズの誕生(2)
哲学の修道僧、パーフィット
パーフィットと「重要な仕事」
ベジタリアンになったピーター・シンガー

ウィトゲンシュタインのオックスフォード
オックスフォードのウィトゲンシュタイン
英国にサバティカルに行く人のために

著者紹介

児玉 聡 (コダマ サトシ)  
1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(文学)。東京大学大学院医学系研究科専任講師等を経て現在、京都大学大学院文学研究科教授。主な著書に『功利と直観』(勁草書房、2010年、日本倫理学会和辻賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)