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ルポ リベラル嫌い 欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断

出版社名 亜紀書房
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-7505-1804-6
4-7505-1804-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 289P 19cm

商品内容

要旨

分断を乗り越え、新しい社会の絆を紡ぐために。近年、欧州で広がる「反リベラリズム」感情の底流には、一体何があるのか?EU本部の置かれるベルギー・ブリュッセルに赴任した著者が、丹念な取材によって「欧州のリアル」に迫る!

目次

プロローグ リベラリズムの行方
第1章 若者vs.団塊世代?―敵視されるリベラル
第2章 移民とグローバリゼーション―広がる経済不安
第3章 緊縮がもたらした分断―リベラル・パラドックス
第4章 ブレグジットの背後にあるもの―取り残された人々の怒り
第5章 ポルトガルの奇跡―「反リベラルのメロディー」を越えて
第6章 新型コロナウイルスとインフレ―問われるリベラリズム
エピローグ 未来へと一歩を踏み出す

出版社・メーカーコメント

〈「もう、リベラルはうんざりだ」?〉極右に惹かれる若者たち、移民を不安視する労働者たち、敵視される団塊世代、そして高まるEUへの不信感……。近年、欧州で広がる「反リベラリズム」感情の底流には、一体何があるのか?EU本部の置かれるベルギー・ブリュッセルに赴任した著者が、揺れる欧州の現場に取材し、不安の根源に迫る、渾身のルポルタージュ!

著者紹介

津阪 直樹 (ツザカ ナオキ)  
1979年生まれ。早稲田大学を卒業し、2004年に朝日新聞社入社。青森、さいたま総局を経て経済部で国交省、官邸などを担当。英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で公共政策修士号を取得し、2017年からブリュッセル支局長。2020年春に帰国し、財務省担当を経て、現在は金融取材を取り仕切る日銀キャップ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)