• 本

街場の現代思想

出版社名 NTT出版
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-7571-4075-2
4-7571-4075-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 241P 19cm

商品内容

要旨

「勝ち組・負け組」ならぬ、生まれついての「バカ組・利口組」という、身も蓋もない「新しい階層社会」が出現しつつある!この事態を避けるためには、流動性の高い社会、すなわち「プチ文化資本家」たちが多数を占める「文化的一億総中流化」社会を目指すべき。本書の前半では、「おじさん内田」がそうした社会の「仕組み」を解説、後半では人生相談形式で、「街場の常識」を読み解いていく。給与、転職、ワーク・モチベーション、結婚、離婚、言葉遣い…。身の回りの根源的な問いが、初めて腑に落ちて納得できる本。

目次

第1章 文化資本主義の時代(「越すに越されぬ、バカの壁」
文化資本とは何か
「一億総プチ文化資本家」戦略 ほか)
第2章 勝った負けたと騒ぐじゃないよ(『負け犬の遠吠え』のクールなあり方
「負け犬」は二一世紀のランティエ
「女子大回帰」志向と勝ち犬シフト)
第3章 街場の常識(敬語について
お金について
給与について ほか)

おすすめコメント

「教養がないこと」に気づくことから始めよう!給与、転職、結婚、学歴、言葉遣い・・・身の回りの根源的な問いが、初めて腑に落ちて納得できる本。街場の常識ってそういうことだったのか。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門は、フランス現代思想、映画論、武道論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)