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正倉院文書の歴史学・国語学的研究 解移牒案を読み解く

日本史研究叢刊 30

出版社名 和泉書院
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-7576-0803-0
(4-7576-0803-9)
税込価格 13,750円
頁数・縦 373P 22cm

商品内容

要旨

日本古代の長大帳簿・解移牒案の初の研究論文集。他に比類なき奈良時代の原史料である正倉院文書の中に、解移牒案と呼ばれる、下級官人が事務上のやりとりを記した約五百通の文書からなる一群がある。その文書の複雑な構造や性格、事情や背景を解き明かし、言葉の意味や文字の使用法、字面に込められた様々な感情にまで迫る、最新の論考十篇を本書に収めた。古代史と古代語の研究者が多数の新見を提示する。

目次

天平宝字期の解移牒案について
桴工達の訴え―下道主の文書作成の苦心
正倉院文書における文末の「者」
「并」字の使用法から文字の受容・展開を考える―「並」「合」との比較から
解移牒符案にみえる訂正方法とその記号について
正倉院文書における督促の表現―「怠延」を中心に
古代日本独自の用法をもつ漢語―「返却」「却還」「還却」「解却」
写経生の任用について
正倉院文書にみえる浄衣
天平初期の帳簿―解移牒符案の源流を求めて

著者紹介

栄原 永遠男 (サカエハラ トワオ)  
大阪歴史博物館館長、東大寺史研究所所長、大阪市立大学名誉教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)