• 本

歴史学としての日本音楽史研究

日本史研究叢刊 42

出版社名 和泉書院
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-7576-1033-0
4-7576-1033-5
税込価格 16,500円
頁数・縦 753,93P 22cm

商品内容

要旨

史料批判に基づく、史学の方法論による日本音楽史研究確立への端緒となる一書。

目次

第1部 論文編(唐代音楽史研究三題(翻訳)
唐代音樂史研究三題(原文・中国語)
『隋書』「音樂志」開皇楽議に見える「三聲並戻」の解釈をめぐって
正倉院文書紙背「琵琶譜」、いわゆる『天平琵琶譜』に関する一考察
初期雅楽寮と古代の外交―雅楽寮は漸次縮小したか ほか)
第2部 福島和夫の日本音楽史研究(日本音楽史研究と芸能史
研究史における『日本音楽史考』
雅楽の変遷―古の音色を求めて
雅楽の史料をめぐって
揩鼓に牽かれて ほか)

出版社・メーカーコメント

日本音楽史を歴史学分野に位置づけた新研究。日本雅楽の源流である唐代音楽から明治維新までを網羅。第一部は気鋭の研究者による13編の論文と座談会「日本音楽史研究の現在」を、第二部は福島和夫の新旧の論文および「箏相承系図」の翻刻18編他を収録。

著者紹介

福島 和夫 (フクシマ カズオ)  
上野学園大学日本音楽史研究所・特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)