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奥州狼狩奉行始末

出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-7584-1452-4
4-7584-1452-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 213P 20cm

商品内容

文学賞情報

2024年 第13回 日本歴史時代作家協会賞 新人賞受賞

要旨

江戸時代、馬産が盛んな地域にとって、狼害は由々しき問題だった。そのため、奥州には狼を狩る役―狼狩奉行が存在した。その狼狩奉行に就くよう藩から申し渡された、岩泉亮介。父が三年前に非業の死を遂げ、家督を継いだ兄も病で臥せっている。家のため、命を受けた亮介だったが、今、狼の群れは「黒絞り」という見たこともない大きな頭目に率いられ、かつてないほどの狼害を引き起こしていた。だが「黒絞り」を追う内に、父の死の真相、藩の不正問題にまで繋がり…。

著者紹介

東 圭一 (アズマ ケイイチ)  
1958年大阪市生まれ。神戸大学工学部卒業。2012年九州さが大衆文学賞大賞を受賞。2018年第10回角川春樹小説賞最終候補。2023年「奥州狼狩奉行始末」で、第15回角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)