アナウンサー辞めます
ハルキ文庫 よ11−2
出版社名 | 角川春樹事務所 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-7584-4519-1
(4-7584-4519-2) |
税込価格 | 800円 |
頁数・縦 | 385P 16cm |
商品内容
要旨 |
高校球児だった太田裕二は「将来プロ野球選手になる!」という夢を抱いていたが、あと一歩というところで甲子園の出場を逃し、その夢は儚くも散ってしまった。その後、太田は地方局のアナウンサーとなり、夢を諦めてから三十五年の歳月が流れ、五十三歳になっていた。そんなある日、番組で太田が発した一言がきっかけとなり、世の中が急激に動き出す。それと同時に、忘れかけていた「プロ野球選手になる!」という太田の夢が再び燃焼するが―。中年男の挑戦が今、始まる!! |
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出版社・メーカーコメント
太田裕二(53歳)の職業は地方局のアナウンサー。妻と大学三年生の娘と三人暮らしで、公私ともに平凡ながらも幸せな人生を歩んでいたが、心の奥底には学生時代からずっと引きずっているトラウマがあった。野球少年だった太田は「将来プロ野球選手になる!」という夢を抱きながら高校生活の最後の夏、地方大会の決勝のマウンドに立っていた。しかし「あと一歩で甲子園」というところまで来ていたにもかかわらず、無残にも打たれてしまい、プロ野球選手になるという夢は儚くも散ってしまった。それから35年の歳月が流れ、心の傷となっていた一球に賭ける想いも薄れてきたある日、自身の番組で太田が発した一言がきっかけとなり世の中が急激に動き出す。それと同時に、忘れかけていた太田の「プロ野球選手になる!」という夢が再び燃焼し始めるが――。夢はいくつになったら諦めなければいけないのか? 53歳、中年男の挑戦が今、始まる!!