• 本

ネットいじめの構造と対処・予防

出版社名 金子書房
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-7608-3036-7
4-7608-3036-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 239P 21cm

商品内容

要旨

事態の把握と解決、そして再発の阻止へ―ソーシャルメディアの普及とともに蔓延するネットいじめの理論的背景と構造を、心理学・教育学・社会学の視点から明らかにし、対処と予防の方策を提案する。

目次

第1部 ネットいじめの構造(緊急座談会:高校生とその保護者が語る、ネットいじめのリアリティ
ネットいじめとは
ネットいじめの特異性)
第2部 ネットいじめへの対応と予防(ネットいじめへの対処
ネットいじめの予防
『学び合い』によるネットいじめの解消)
第3部 ネットいじめ―事例と分析・対策(対談:ネットいじめ対策の枠組みをどうつくるか?
インターネットを用いたいじめや迫害をめぐる諸問題―「延長された表現形」として増幅させるブースター効果
対談:ネットいじめから新しい時代を構想する)

著者紹介

加納 寛子 (カノウ ヒロコ)  
1971年、岐阜県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了、早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程単位取得退学。現在、山形大学基盤教育院准教授。心理検査士。インターネットやスマートフォン、ヒューマノイドロボットなど新しいIoT(Internet of Things)と人の関係、情報の信憑性を判断する力やインターネット上での心理・行動分析について研究。Mixi上で10年ほどネットいじめ相談窓口を開いていたほか、個人や学校からのいじめや誹謗中傷などに関する個別の相談に応じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)