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ローカルメディアのつくりかた 人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通

出版社名 学芸出版社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-7615-1362-7
4-7615-1362-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 202P 19cm

商品内容

目次

Prologue つながりを生み出すローカルメディア
1 観察力×コミュニケーション力(『みやぎシルバーネット』(宮城県仙台市)―お年寄りが表現し、語り合う場所
『ヨレヨレ』(福岡県福岡市)―現実を真剣に描くからこそ面白い
考察 時間をかけて見つめることでコミュニケーションが生まれる―無明舎出版、『kalas』)
2 本・雑誌の新しいかたち×届けかた(『東北食べる通信』(岩手県花巻市)―生産者と消費者の関係を深める食べ物付き情報誌
本と温泉(兵庫県豊岡市)―“地産地読”という届けかた
考察 その地に最適なかたちと方法がある―「十和田奥入瀬芸術祭」「宿命の交わるところ―秋田の場合」ほか)
3 地域の人×よそ者(『雲のうえ』(福岡県北九州市)―平凡な場所が素敵に見えてくる
『La Collina』(滋賀県近江八幡市)―地元の再発見が愛着と自信を育てる
考察 地域の人とよそ者の情熱が広がりを生む―issue+design、『離島経済新聞』)
Epilogue ローカルメディアはいつも実験場だった―『谷根千』、せんだいメディアテーク、『フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン』『飛騨』『TO magazine』

出版社・メーカーコメント

お年寄りが毎月楽しみに待つフリーペーパー『みやぎシルバーネット』、福岡にある宅老所の雑誌『ヨレヨレ』、食材付き情報誌『食べる通信』…。その地に最適なかたちを編み出し根づいてきたローカルメディアの試みを紹介する。

著者紹介

影山 裕樹 (カゲヤマ ユウキ)  
編集者、プロジェクト・エディター。1982年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、雑誌『STUDIO VOICE』編集部を経てフィルムアート社に入社。美術書、カルチャー書を多数手がけた後に独立。2010年に「OFFICE YUKI KAGEYAMA」を立ち上げ、書籍の企画・編集、ウェブサイトや広報誌の編集、展覧会やイベントの企画・ディレクションなど幅広く活動している。近年は各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者、ディレクターとして携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)