• 本

限界集落の経営学 活性化でも撤退でもない第三の道、粗放農業と地域ビジネス

出版社名 学芸出版社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-7615-2892-8
(4-7615-2892-3)
税込価格 2,420円
頁数・縦 218P 19cm

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要旨

有識者グループの「人口戦略会議」は2024年4月、日本全体の4割にあたる744の自治体が、最終的には消滅する可能性がある「消滅可能性自治体」とする分析を公表した。地域人口の50%以上を65歳以上が占める「限界集落」は、多くの自治体にとって他人事ではなくなっている。地域の未来に打つ手はあるのだろうか。
本書は、農地や農村集落を、活性化でも撤退でもなく「維持」していくための方法を提言する。土地を利用し、維持する目的で、適正規模の農家が集まって行うビジネスを「土地利用型地域ビジネス」と定義。農地管理に大きなコストをかけない粗放農業によるビジネスチャンスを説くほか、農家が酒造技術者を招いて米焼酎ビジネスを生み出した事例なども紹介する。さらに、国が、地域ビジネスの当事者を直接的に支援する制度の必要性も訴える。
著者は実務家研究者。買い物難民の問題提起、地域おこし協力隊の制度のモデルとなるなどの実績を持ち、国の6次産業化委員会(内閣府)、農福連携委員会(農水省)などの委員を歴任し、制度化に詳しい。近年は総務省地域活性化センターシニアフェローに就任して後進の指導にもあたっている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年6月19日]

商品内容

要旨

どんなに人口が減っても農地・集落を維持する方策。

目次

限界集落の経営学
第1部 粗放農業によるむらつなぎ(活性化でも撤退でもない第三の道
適正規模の農業を目指す若者たち)
第2部 新規参入者の受け入れと土地利用型地域ビジネス(後継者は長老組織からの存在承認を得る必要がある
イノベーションを決断できるリーダーの育成は難しい
地域ビジネスを継承できるリーダーは外にいる
土地利用型地域ビジネスの実践・計画例)
第3部 国の直接投資と公民連携による所得向上(農村における公民連携
国の投資と地域ビジネスによる農地・農村維持)

著者紹介

斉藤 俊幸 (サイトウ トシユキ)  
地域再生マネージャー、実務家研究者、博士(学術)。1955年東京都生まれ。芝浦工業大学工学部建築工学科畑研究室卒業、高知工科大学大学院博士後期課程社会人特別コース修了。地域再生マネージャーとして地域に住み込み活動したことが総務省の地域おこし協力隊のモデルの一つとなり制度化された。買い物難民の存在を日本で初めて問題提起した。6次産業化委員会(内閣府)、農福連携委員会(農水省)、有人国境離島委員会(内閣府)などの委員を歴任。近年は総務省地域活性化センターシニアフェローに就任し後進の指導にあたり、地域活性学会において実務研究者の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)