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実践する自転車まちづくり 役立つ具体策

出版社名 学芸出版社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-7615-3212-3
4-7615-3212-2
税込価格 3,520円
頁数・縦 283P 21cm

商品内容

要旨

国交省、警察庁の画期的なガイドラインが出てから2年、自転車利用施策の現場は大きく様変わりしてきた。そこで本書では、事故多発箇所と対策、ガイドラインの活用法、自転車計画策定とネットワーク形成のポイント、駐輪場、高齢者利用、広報・啓発のあり方、観光での活かし方、世界の自転車都市の動向などホットで実践的な話題を取りあげ、現場で役立つように資料・実例を交え具体策を提示する。

目次

第1部 走行空間・駐輪空間の整備のポイント―徹底して自転車利用者にやさしい環境整備を行う(最新データからわかってきた危険箇所と対策―車道で自転車がひっかけられる事故はきわめて少ない
国交省・警察庁のガイドラインを活かす
放置対策から顧客重視の自転車駐輪政策へ)
第2部 利用促進策のポイント―安全快適な自転車利用を拡大するためには(子どもや市民への啓発・学習にはインセンティブが必要
自転車は高齢化社会の最高の移動手段
自転車は観光の新しい切り札
自転車の活用範囲の拡大)
第3部 ネットワーク計画と自転車計画のポイント―総合的体系的な自転車政策を考える(レベルの高い自転車計画を策定するには何が必要か
国交省・警察庁のガイドラインとネットワークの作り方)
第4部 世界最先端の自転車計画とネットワーク―しっかりした自転車の位置づけと総合的な戦略(世界の自転車計画から学ぶ
自転車を唯一の主要交通手段と位置づけたロンドン
最先端の自転車施策のコンセプトがつまったポートランドの自転車計画)

著者紹介

古倉 宗治 (コクラ ムネハル)  
1950年生まれ。1974年東京大学卒業。建設省、東京工業大学助教授、(財)民間都市開発推進機構都市研究センター、(財)土地総合研究所等を経て、2008年から(株)住信基礎研究所(現在、(株)三井住友トラスト基礎研究所)研究理事。京都大学大学院講師(公共政策大学院及び法科大学院)、麗澤大学経済学部客員教授その他の講師。国土交通省・警察庁「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」、警察庁「自転車の交通ルールの徹底方策に関する懇談会」、国土交通省「都市交通としての自転車利活用推進研究会」、環境省等の国の委員会や、奈良県、鳥取県、川崎市、宇都宮市、姫路市、立川市、浦安市、茅ヶ崎市、上尾市等の地方公共団体の自転車関係の委員会に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)