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ウェルビーイングの発達学

出版社名 北大路書房
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-7628-2314-5
4-7628-2314-7
税込価格 2,860円
頁数・縦 224P 21cm

商品内容

要旨

本書は多くの章から構成されているが、なかでもウェルビーイングのサリュートジェネシス、レジーリエンス、ソーシャルサポート、セルフエフィカシー、自己主張と自己コントロール、健康な老人などが協調されている。また、心理病理学、たとえばストレスや負の人生出来事、学習性無力感、心理的傷つきやすさ、老い、などにも論を進めている。さらに、本書で取り上げているのは、人の情緒や動機づけをいかに理解するかということが対人関係の改善に資するという点である。本書では、幼児・児童から青年(たとえばいじめ、校内暴力、不登校)、家族(離婚、家庭内暴力、身内の者との別れ)、現代の心理社会的諸問題(学級崩壊、高齢社会における老人介護、多文化教育、自殺)にいたるまで、幅広く執筆されている。

目次

アタッチメント
情緒・欲求
レジーリエンス
ストレス
心理的傷つきやすさ
自己効力感
自己主張
思いやり
欲求のコントロール
希望・生きがい〔ほか〕

著者紹介

祐宗 省三 (スケムネ セイソウ)  
昭和4(1929)年、広島県生まれ。広島大学大学院(教育心理学)修了。米国オハイオ州立大学大学院博士課程(心理学)にフルブライト留学。元広島大学教授、広島大学名誉教授(文学博士)。前武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科教授(研究科長)。現在、武庫川女子大学教育研究所副所長。武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科非常勤講師。文京学院大学大学院人間学研究科非常勤講師。認定心理士・学校心理士・指導健康心理士・臨床発達心理士・日本心理学会・日本教育心理学会・日本健康心理学会・日本発達心理学会会員。アメリカ心理学会・SRCD・国際応用心理学会・国際行動発達学会・国際心理学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)