名誉と暴力 アメリカ南部の文化と心理
出版社名 | 北大路書房 |
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出版年月 | 2009年4月 |
ISBNコード |
978-4-7628-2673-3
(4-7628-2673-1) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 173,11,4P 19cm |
商品内容
要旨 |
南部に顕著な暴力性は、高い気温や奴隷制度、経済格差で説明されてきたが、著者らはこの地域に特有の「名誉の文化」に由来するという。名誉と暴力―この正反対の性質のようにみえる2つを分かちがたい社会規範としているアメリカ南部の人々の行動を、個人の生理反応からフィールド実験、人口統計、社会政策までを検証することで明らかにした文化心理学の先駆的研究。 |
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目次 |
第1章 アメリカ南部における暴力と名誉 |
出版社・メーカーコメント
法による統治が確立していない生態環境では,自己防衛のために「相手になめられないこと」は死活問題であり,侮辱には暴力による対処が不可欠であった。しかし,いまなおアメリカ南部でそうした思考様式が維持されているのはなぜなのか?心理実験や社会統計を駆使して実証した文化心理学の先駆的研究。