裁判員制度と報道 公正な裁判と報道の自由
裁判員制度が始まる PART3
出版社名 | 花伝社 |
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出版年月 | 2009年5月 |
ISBNコード |
978-4-7634-0545-6
(4-7634-0545-4) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 264P 21cm |
商品内容
要旨 |
新聞、放送、雑誌、出版などのマス・メディアはかつて、法曹関係者に公正な裁判の実現を求める立場だった。犯罪被害者とともに泣き、報道を通じて社会正義を実現することを使命と考え、記事を書き、映像を撮影し、音声を録音した。しかし今は、味方だったはずの市民から裁判が起こされ、メディアが逆に、被告の立場に立たされる事態が急増した。最近では「報道被害」という言葉さえ生まれ、法曹関係者からは、「公正な裁判」を実現するため、事件・事故・裁判の道報を見直すよう迫られる事態にまでなってしまった。「裁判員制度」のスタートを契機として、事件・事故・裁判の報道は、その在り方を根本から見直さなければならないところにきている。本書は市民のための報道という立場に立ち、メディアと「表現の自由」、とりわけ「報道の自由」の在るべき姿を提示しようと試みている。 |
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目次 |
第1章 国民参加と報道(裁判員制度 |
出版社・メーカーコメント
「裁判員制度」で報道はどう変わるか?; ;裁判員制度が導入されることで、メディアはどう変わらなければならないか?公正な裁判の実現と報道の自由はどのように両立できるのか?; ;