
バブル文化論 〈ポスト戦後〉としての一九八〇年代
出版社名 | 慶応義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2006年6月 |
ISBNコード |
978-4-7664-1286-4
(4-7664-1286-9) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 268P 20cm |
商品内容
要旨 |
「一九八〇年代」を語る際に、いわゆるニューアカなどの「知のモード」の影響が過度に重視される傾向があるが、八〇年代の特異性は、むしろ、“戦後”を真に脱却しつつあったこの時代の混沌のエネルギーが抑圧から解放され花開いた“バブル文化”(ストリート文化、大衆文化)にこそ見出される。本書では、一九八四年〜八六年の間に、日本社会が“バブル文化”期に移行するとのテーゼのもと、その前/後の政治・経済状況にも目を配り、いまだ語られずにいる「八〇年代」の特殊性を浮き彫りにする。 |
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目次 |
序章 超越の消失―一九八〇年代の歴史的位相 |