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災害復興法学

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-7664-2163-7
4-7664-2163-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 303P 21cm
シリーズ名 災害復興法学

商品内容

要旨

4万人を超える被災者の「声」から浮き彫りになった巨大災害時の法的課題と政策提言の軌跡。災害を乗り越え、未来を切り拓くために「リーガル・ビッグデータ」の分析から防災教育の新たなデザインに挑戦する。朝日新聞「ひと」欄で取り上げられた弁護士による慶應義塾大学・中央大学での白熱講義を書籍化。

目次

第1部 巨大災害時のリーガル・ニーズ(東日本大震災無料法律相談情報分析結果
東日本大震災のリーガル・ニーズの視覚化)
第2部 東日本大震災と復興政策の軌跡(被災者どうしの紛争、話し合いによる解決を―建物賃貸借・近隣紛争と震災ADRの誕生
行方不明と死亡の狭間で揺れる遺族―相続放棄の熟慮期間と行方不明者の死亡届
破産できない!新たな債務整理制度―住宅の被災ローン減免制度の構築
きょうだいは家族か マイノリティ・リポートが導く真実―災害弔慰金支給対象の兄弟姉妹への拡大 ほか)
第3部 危機管理の新デザイン(地域ごとの復興政策モデル
南海トラフ地震・首都直下地震に備えるデータの活用)

著者紹介

岡本 正 (オカモト タダシ)  
弁護士・医療経営士・マンション管理士。岡本正総合法律事務所所長。1979年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。東日本大震災を契機に「災害復興法学」を創設し、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、慶應義塾大学法科大学院・法学部非常勤講師を務める。公益財団法人東日本大震災復興支援財団理事、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所研究員、中央大学政策文化総合研究所客員研究員ほか研究職・公職多数。第1回危機管理デザイン大賞RiMDA賞個人・共同2賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)