学校は私たちの「良い生活(グッドライフ)」だった アメリカ教育史の忘れもの
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年9月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2769-1
(4-7664-2769-6) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 353P 20cm |
商品内容
要旨 |
教育哲学者ジェーン・R・マーティンが、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあるリトル・レッド・スクール・ハウスに学び始めたのは一〇歳の時。そこは、アメリカにかつて存在した最高の進歩主義学校だった。そしていま、アメリカにおける主流派の立場は、進歩主義教育をもはや生ける遺産としてではなく忘れられた方がよい死せる遺物としてみなしている。いかにしてアメリカの進歩主義教育は、その信用を失ったのか?「アメリカ教育史」が語り忘れていたことを物語のように語って、教育学における「進歩主義教育」そのものを問い直す。 |
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目次 |
第1章 よみがえるリトル・レッドの記憶(再会 |
出版社・メーカーコメント
日本の「ゆとり教育」にも通ずると言われる、アメリカの「進歩主義教育」。その教育法を導入・実践したニューヨークのリトル・レッド・スクール・ハウスの卒業生でもある教育哲学者が、プラス面とマイナス面を的確に整理し、様々な批判や事例を勘案し、21世紀現在における意義を改めて問い直す一冊。