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食卓の上の韓国史 おいしいメニューでたどる20世紀食文化史

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-7664-2784-4
4-7664-2784-X
税込価格 3,740円
頁数・縦 400,37P 21cm

商品内容

要旨

キムチ、クッパ、ビビンバ、ソルロン湯、冷麺、チャプチェ、スンデ、チャヂャン麺、マッコリ、キンパ…どのようにつくられて、食べられてきたのか?うまくて、深い、韓国料理100年!

目次

第1部 開港期、外国の食の到来(済物浦の大仏ホテルと中華楼
西洋人、ソウルで食事 ほか)
第2部 クッパ屋(最古の外食店、クッパ屋
庶民のキニ、ソルロン湯 ほか)
第3部 朝鮮料理屋(高級飲食店、朝鮮料理屋の誕生
神仙炉、朝鮮料理屋のシンボルとなる ほか)
第4部 テポ屋(疲れた庶民の安息の場、テポ屋
テポ屋の「キニ酒」、マッコリ ほか)
第5部 解放後、食のハイブリッド化と飲食店のグローバル化(飲食店とメニューのたゆみなき進化
韓国料理に定着した日本食 ほか)

出版社・メーカーコメント

韓国料理は時代に応じて、なぜ・どのように変化してきたのか。その誕生と起源を微視的に追い、併せて政治・経済・社会・文化の変動が食文化に及ぼした影響を巨視的に分析することで、“日常の食”にまつわる歴史性を洞察する。過去100年間、韓国人の食卓に上がった料理を介して、韓国現代史を大胆に語る「食の人文学」の決定版。

著者紹介

周 永河 (チュ ヨンハ)  
1962年、慶尚南道・馬山市生まれ。韓国学中央研究院韓国学大学院教授。専門は東アジア食の人類学・民俗学。1998年、中国中央民族大学社会学及人類学学院にて民族学博士号を取得。2001年より現職
丁田 隆 (マチダ タカシ)  
1972年、福岡県北九州市生まれ。昌原大学校日語日文学科客員教授。専門は民俗学・韓国学。2011年より韓国政府招請奨学生として韓国学中央研究院韓国学大学院に在籍。2017年、同大学院にて文学博士号を取得。2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)