商品内容
| 要旨 |
戦後80年、築き上げてきた国際秩序に新たな挑戦状をたたきつけるロシア・プーチン政権が動員したのは、他ならぬ80年前の〈戦勝の記憶〉であった。 |
|---|---|
| 目次 |
序章 |
| 要旨 |
戦後80年、築き上げてきた国際秩序に新たな挑戦状をたたきつけるロシア・プーチン政権が動員したのは、他ならぬ80年前の〈戦勝の記憶〉であった。 |
|---|---|
| 目次 |
序章 |
0100000000000034793524
4-7664-3048-4
現代ロシアの歴史認識論争 「大祖国戦争史観」をめぐるプーチン政権の思惑
西山美久/著
慶應義塾大学出版会
0
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac/24/34793524.jpg?impolicy=PC_AC_M
/store/common/material/images/com_ic010.gif
BK
出版社・メーカーコメント
・小泉悠氏(東京大学 准教授)推薦!!・ウクライナ戦争へとプーチンを突き動かすロシアの歴史認識とは。・膨大な資料から、緊迫化するロシア情勢の背後で繰り広げられる歴史認識論争の実態を明らかにする。「大祖国戦争史観」−−それは、ソ連がナチス・ドイツを撃破したことで欧州を「解放」したという独ソ戦(大祖国戦争)での勝利を称える現代ロシアの歴史認識。しかしながら、欧州の目に映るそれは、「独裁体制」による「新たな占領」に他ならなかった。続々と異を唱える欧州諸国をまえに、現代ロシアの歴史認識論争は、二国間から多国間へ、さらには舞台を国際機関へと移し、グローバルに展開されてゆく。プーチン政権はいかにして「大祖国戦争史観」の正当化・喧伝を図っているのか。そしてそれは、「非ナチ化」を掲げてはじまったロシア・ウクライナ戦争にどう結びついているのか。本書は、膨大な資料をひも解くことで、その実態・ダイナミズムを明らかにする。−−小泉悠氏による推薦文全文−−戦勝の記憶がプーチンを突き動かすウクライナ戦争を正当化するロシアの歴史認識とは膨大な資料を縦横無尽に駆使し、協調と対立のダイナミズムを解き明かす若手研究者による渾身の一冊