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茂田井武美術館記憶ノカケラ

新装版

出版社名 玄光社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-7683-0861-5
4-7683-0861-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 159P 24cm
シリーズ名 茂田井武美術館記憶ノカケラ

商品内容

要旨

20代にシベリア鉄道で渡仏。パリの日本人会で働きながら独学で絵を描き、日々の生活を画帳に描き留めた。帰国後はさまざまな職に就いたのち、成人向けの雑誌「新青年」で挿絵を描き始める。戦後約10年のあいだには子どもの本を中心に、膨大な仕事に取り組み、48歳で死去するまで病床で絵を描き続けた。代表作の絵本『セロひきのゴーシュ』をはじめ、パリで描かれた幻の画帳、絵物語、自身の子どもと描いた絵など、約200点を収録。

目次

1 旅の画帳(画帳『ton paris』
画帳『Parisの破片』 ほか)
2 流浪の詩(絵物語「宝船」
画帳『退屈画帳』 ほか)
3 幼年の輝き(我ハ野ノ鳥
駄菓子屋 ほか)
4 物語る絵(絵本『セロひきのゴーシュ』
絵雑誌「キンダーブック」より ほか)
5 資料編(略年譜
雑誌・装丁・児童書 ほか)

著者紹介

茂田井 武 (モタイ タケシ)  
1908‐1956。東京・日本橋の旅館の次男として生まれる。関東大震災で生家が全焼。太平洋画会研究所などを経て、’30年に渡仏。パリの日本人会で働きながら独学で絵を描き、日々の生活を画帳に描きとめた。帰国後、様々な職を転々としたのち、成人向け雑誌「新青年」で挿絵を描き始める。「二十世紀鐵仮面」(小栗虫太郎/文)など、暗く妖艶な画風で注目される。児童書では’41年の『ナニナニ繪本』が初仕事。特に戦後の10年間は子どもの本を中心に、病躯を押して膨大な仕事に取り組んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)